基本情報技術者試験に合格しました!

目次

基本情報技術者試験に合格しました!

部署異動になり、情報セキュリティに関する知識が必要になったため、約1.5年前にこの試験を取得しました。この試験に向けた準備と学習の過程で得た経験とアドバイスを共有したいと思います。勉強期間は約3ヶ月でした。

基本情報技術者試験に合格するためのスケジュールとポイント

基本情報技術者試験は試験は試験が広いため、スケジュールをしっかり立てておく必要があります。合格するための効果的な勉強方法とスケジュールを共有します。私の経験から得たポイントも含めていますので、ぜひ参考にしてください。

試験準備スケジュール

3ヶ月前から準備開始

試験準備期間を3ヶ月と設定します。この期間を効率的に活用するためのスケジュールは以下の通りです。

最初の2ヶ月:テキストと過去問演習

  1. テキストを一通り読む:最初の2ヶ月間は、テキストをしっかりと読み込みましょう。テキストは一度は全て読み、理解している箇所に穴がないようにします。
  2. 過去問演習:テキストを読むのと並行して、過去問を解きます。特に、過去問道場を活用すると効率的です。過去問を解くことで、理解が曖昧な部分を洗い出し、その都度テキストを読み返すことが重要です。

最後の1ヶ月:午後問題対策

  1. 午後問題に集中:残りの1ヶ月は、午後問題の対策に専念します。特に疑似プログラミングが難関となります。疑似プログラミングの問題は早めに取り組み、試験勉強を開始したらすぐに見ておくことをお勧めします。
  2. 土日に疑似プログラミングを解く:もし難しいと感じた場合は、最初の2ヶ月の土日でも疑似プログラミングを1問ずつ解き、力をつけておくと良いでしょう。

試験勉強の心構え

  • 「基本」とは名ばかり:基本情報技術者試験は、名前に反して難易度が高いです。舐めてかかると落ちてしまうので、しっかりと準備をしましょう。
  • IPAの試験要綱を確認:一度は試験要綱・シラバスをざっと目を通しておきましょう。
  • テキストを読み込む:過去問に頼りすぎず、テキストをしっかりと読み込み、理解を深めることが重要です。
  • パソコンに表示された図を解けるようにする:試験はCBT形式でパソコンで受験します。図の問題も出題されるため、メモ用紙で解く練習をしておくと良いです。
  • 目標合格点:2ヶ月が終わるまでに過去問道場で8割取れるようにしましょう。過去問に無い問題も出題されます。合格点は600点/1000点なので、過去問の問題は確実に取りましょう。

使用したテキスト

基本情報技術者試験対策テキスト

この「キタミ式イラストIT塾」は、図が非常にわかりやすく、おすすめです。ただし、少し分厚いので、物理本で持ち歩くのは不便です。Kindleで購入し、タブレットで読むことをお勧めします。

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和06年 | きたみりゅうじ | コンピュータ・情報処理 | Kindleストア | Amazon

午後の科目B対策テキスト

午後の科目Bに関しては、以下のテキストが良いです。

基本情報技術者【科目B】アルゴリズム×擬似言語 トレーニングブック | 大滝 みや子 |本 | 通販 | Amazon

余談

私が受けた時には疑似プログラミングはなく、「C言語」「Java」「Python」「アセンブラ (CASLⅡ)」「表計算」の中から選択するものでした。C言語がわからなかったため、一番楽そうな表計算を選択し、どうにか合格することができました。

改訂4版 基本情報技術者 らくらく突破 表計算 情報処理技術者試験 | イエローテールコンピュータ株式会社 原山麻美子 | コンピュータ・情報処理 | Kindleストア | Amazon

まとめ

基本情報技術者試験は、計画的な勉強と継続的な努力が鍵です。しっかりと準備をし、自信を持って試験に臨んでください。合格を目指して、頑張りましょう!